2011年06月17日

【釣りガール】トイレ編【ECO for EGO】

釣り番組で、釣りプロやタレントがトイレに行くシーンを見たこと一度もありません。

ガールだけじゃなくてボーイだって、おしっこもうんこもしますからトイレは切実な問題ですね。
女性「いいよねー、おとこはそこらへんでできちゃうから」

いーえ。できません。立ちションは逮捕です。
おいらも初めての釣り場では、まずトイレを探して歩きます。なければ、長居はしません。

ところでトイレってなんなのか。ちょっとその機能を考えてみた。

1.そこでは排尿、排便をすることが許されている。
2.そこは壁などで囲まれており、身を隠すことができる。

トイレメーカーの人ならもっといろいろ書きだすんでしょうが、釣りにおいては上記2点を考えればいいかなと思いました。
(第1要件の違反は条例違反。あわせて第2要件も違反したら、公然わいせつ罪)

それでは、さっそく。

護岸工事されてる釣り場編

釣り公園系 ☆☆☆
海釣り公園とか、公園の近くの釣り場とか。公園にはトイレがあります。というわけでOK。

漁港、波止場系 ☆☆
大きな漁港には公衆トイレがあることが多いです。とくに「朝市」とかやって、市民に利用されている港ならなおさらです。
また、近くに大きめの駐車場がある場合、駐車場にトイレがあることがあります。
一方、小さめの漁港や波止場には公衆トイレがないことも多いです。
水揚げ作業などやりますし、漁協もありますから、必ずトイレは存在しているはずなのですが、そのトイレはオープンにされていません。まあ当然ですね。「なぜ見ず知らずの人間に、うちのトイレを貸さなきゃならないのか」というわけですね。

河口系 ☆
トイレはないでしょうね。したがって第1要件「排尿・排便することが許されている場所」を満たす場所は無い。第2要件「身を隠す場所」となるのは、草むら。


自然の釣り場編

渓流釣り ☆
トイレはないでしょう。しかし、駅が近くにあるなら、駅にはトイレがあります。また、そのあたりがハイキングコースになっているなら、休憩所にはトイレがある可能性が高い。
渓流釣りにおいても、第1要件を満たす場所は無い可能性が高い。第2要件は、草むら、林の木陰。

磯釣り(地磯) ☆
トイレは無いでしょう。近くに公園があるなら、公園まで戻る。マリーナなどの施設が近くにあるなら、借りれるかもしれない。
磯釣りにおいても、第1要件を満たす場所はない。第2要件は、岩陰。背後が林になっていたら、木陰。

磯釣り(沖磯) ☆
渡し船で行くわけですが、船にトイレがある。もちろん沖磯にはトイレは無い。したがって第1要件を満たす場所は無い。背後も海。というわけで第2要件は岩陰。

水上編

船釣り・ボート釣り ☆☆
ボートにトイレは無い。第1要件を満たす場所は無い。第2要件は・・・、まさにボートの中?
釣り船には、トイレがある場合もある。無い場合は、、、どうすんのかね? 知りません。

-------------
第1要件を満たす場所が無いということは、つまり立ちションということになる。条例違反である。
では、釣り人はどうしているのか。ネットで調べてみた。
調べたところ、ボーイもガールも、立ちションしているのである。

草むらか岩陰に隠れて、シャーっとやっているのである。
身を隠さずに、人に見せながらやったら公然わいせつ罪である。

むむむ。。。

とくに渓流と磯。草むらを歩いてたら、おしっこ水たまりに足を突っ込んで、「きのう、雨だったかな?」とかいうのもいやだし、磯に水たまりがあって「タイドプールかな。ちょっと濁ってるし、におうね」とかいうのもいやだ。
わざわざトイレを設置する必要はないんだけど(誰かが掃除しなきゃならんからね)、だけどそこらへんで勝手にやられたんじゃ汚くてしょうがないよね。「ここならいいよね?」という感覚が大事になる。(条例に違反してるけど大目に見てもらうとして)


あのさー、釣り具屋とか企画屋の人たちって、自分たちの儲けのために「釣りガール」とか「山ガール」とか言って製品を売りさばこうとしているわけだけど、ここまで考えてないよね。
人が増えたら汚れるんだよね。
今までは特に問題にならなかったと思うんだよ。磯に人糞がたまってしょうがないとか聞いたことないし、見たこともない。(ゴミ問題なら起きてますが)
だけど釣り人が今の5倍くらいになったら、磯に人糞がこびりついてるなんて事態も発生するぜ。へたくそなフカセ師がばら撒いたコマセがこびりついてるだけでも気分が悪いのに、それがうんこだったら最悪だぜ。

釣りOKだった場所が釣り禁止になるのは、路上駐車問題が多いと聞く。
しかし今後は、路上うんこ問題ですね。


ま、結局はECO for EGOだ。
自然を楽しみたいというのはエゴですね。楽しむために自然を残そうというのがエコですね。

エコ魂のない人は、自然を楽しもうなんてエゴ心を抱いちゃだめってことです。

「これくらいなら許されるよな」っていう感覚が老若男女でほぼ一致している場合は、第1要件を満たす場所が無くてもOKかもしれないね。でもその感覚がずれてきたとき、問題が発生するよね。


結論めいたこと。
やっぱりトイレの場所を確認してから釣りしよう!
行く前にインターネットで確認、釣り船屋に確認。現場に着いてから再確認。
トイレが無いなら、長居しないで移動する。トイレ行ってから、次の場所で釣りする。

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でも犬はそこらじゅうでおしっこしてんだよな〜。生類憐みの令が今でも生きている。日本最古の条例だな。


「場の空気」を読むのが上手な人下手な人 [単行本] / 和田 秀樹 (著); 新講社 (刊)


posted by TT at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Ctrl+X [象の足かせ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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