2012年09月01日

【株式投資入門】個人投資家が知るべきWACC

こんばんわー。いつもありがとうございます。

「感謝してます」


WACCとかROICとか、株式投資やる人は聞いたことあると思います。

何回か前の記事でも、書きました。
【株式投資】シャープは投資先としてどうだったのか。過去に戻って考えてみる。(ROIC、WACC)


で。やっぱりWACCってのがわかりづらいんですよ。

インターネットで調べてもいいし、本で勉強してもいいんだけどさ。
計算式はわかるんです。
式に数字をあてはめて、なんとなく算出できるんです。
ベータとかいう意味分からない数字も、まあがんばって出すこともできます。
エクセルいじくって、ね。


いろんな投資スタイルがありますから、別にこの話は信じなくていいんです。
だけど、WACCを知らないで投資をすると、やっぱり損する確率が高いんじゃないかな。

信じられる人だけ聞いてください。
(この話は、ある程度WACCとか企業価値の勉強をした人が読むと、わかりやすいと思います)

たとえばレモネードスタンドを始めるとします。

おいしいレモネードを作ること。大事です。
お客さんを集める努力をすること。大事です。

コストを計算すること。大事ですよ。
売上を予測して、いくら売り上げたら利益が出るのか考えること。

大事ですよねー。


月に10万円売上があるかなー、って思ったとしたら、10万円以上のコストをかけたら赤字ですよね。

6万円の利益が欲しいなー。って思ったら、コストは4万円に抑えないとダメですよね。

ということは、原価率40%で、おいしいレモネードを作ること。
これが目標になりますよね。

わかりますよね?


「手元の4万円を10万円にしたい」

これが目標だとします。

そのときに、何をするんですか?
レモネード売りますか。
株式投資しますか。

って、ことなんです。


わかりますか?


株式投資も、こうやって考えないと。

信じられないかもしれないけど、商売とおんなじように考えないと。


だけど、株式投資となると突然、
「株価はわからないからねー」って。
「ちょっとでも儲かったらいいよねー」って。

「ちょっと」って、いくらですか? 1円ですか?

「そりゃあ多い方がいいよねー」って。

いくら儲けたいんですか?


そりゃあ、明日の株価はわからないんだけど。
でも、ギャンブルじゃないでしょ?


年率7%、10年で、2倍くらい。
年率10%、7年で、2倍くらい。


もし、10年で2倍にすることが目標なら、
あなたのWACCは7%です。

割引率を7%にして、いろいろ計算して、企業価値を算定してください。

で、割高か割安か、判断してください。

もちろんですが、ROICが7%を超えてないなら、買わないでください。


株主資本コストだとかベータだとか、そういう「まじめWACC」を計算するのは証券会社とかコンサルタントだけでいいんです。

個人投資家は、「自分勝手WACC」を決めてください。
なぜなら、自分自身のビジネスだからです。
自分がいくら儲けたいのか、自分で決めないと。


「だけど、結局、株価がいくらになるかはわからないじゃないですか。自分が年率7%の成長を期待したとしても、実際にそうなるかどうかは別問題でしょ?」って。

そのとおり。

だけどね。
7%を使って自分なりの理論株価を算定したときに、実際の株価が理論株価を上回っていたとする。
(つまり、割高の状態)

それでどうして10年後に2倍になると思えるんですか。
って、ことなんです。

期待で目が曇っていませんか?
って、ことなんです。


株価の推移というのは、山あり谷ありです。

谷で買って、山で売る。これを繰り返すのは至難の業。

長期間ホールドしつづけて、含み益が膨れ上がるのを期待する。
こういう投資をするときには、「自分勝手WACC」を使うことが欠かせないんですよ。
(「長期間」って、どのくらいでしょうかね?)



追伸。
株式投資ってのは、こんな風に数字だけでやるもんじゃないです。
自分のメンタル面が大きいです。
もちろん、ビジネスの内容、将来性ってのもあるでしょう。

だけど、数字は簡単なんですよ。
簡単なところの努力も怠るようでは、ね??

あと、なんでもかんでも「長期間」保有しなさい。って、話じゃありません。
・ROIC−WACC > 0
・かつ、割安か適正株価

この状態なら、保有した方がいいんじゃないですか? って話ですよ。

それから、「わたしのWACCは20%です!」って言う人は、株式投資だと難しいかも。
20%で割引計算すると、ほとんどの株が「割高」になると思います。
消費者金融やった方がいいかもしれませんね。あるいはレモネードスタンドやるか。
とはいえ、
「ROIC−WACC>0、かつ割安or適正株価」
の銘柄が、1年間で株価2倍になったりすることはよくあることです。
暴騰&暴落じゃなく、じわじわと右肩上がりに1年かけて2倍になったりするんです。
この理由は、「割安」部分の修正ってことなんだと思います。割安→適正株価への修正。


以上です。ありがとうございます。
 
posted by TT at 03:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式投資関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック