2017年06月04日

『ブッダのことば』の蛇の話

つい先日、怒りを制する、という話を書きました。ブッダのことば、という本の話です。
その続きです。

『ブッダのことば』の一行目が、

蛇の毒が身体のすみずみにひろがるのを薬で制するように、怒りが起こったのを制する修行者は、この世とかの世をともに捨て去る。

です。

そして、その後に続く話はすべて怒りのきっかけになるものの話で、それらを取り除けば、怒りが起こらなくなるよ、ということだと思われます。

それらというのは、
貪欲、愛欲、迷妄、執着、、、そういうものです。

つまり、欲があるから怒る。こだわりがあるから怒る。
そういうことですよね。
欲やこだわりを捨てなさい、って話はよく言われますが、それは怒りが起こらなくなるから。

それだけ、怒りは身体に悪いんだ。

で、怒りの原因を考えてみると、
どうしようもないことか、どうでもいいこと。
なんですよね。

もちろん、日々いろいろ策を講じたり、努力したりします。でも、その上で、どうしようもないことが起こるのなら、それは怒っても仕方がない。

また、どうでもいいことは、どうでもいいことです。
だいたい考えてみると、日常ってのは、どうでもいいことがほとんどです。
そのために怒り、身体に毒を広げるのはバカです。
どうでもいいことで、喧嘩して人間関係を壊すのもバカバカしい。


なにか嫌なことがあっても、愚痴も言わずに黙々と働く人を見て、「大人だなあ」と言いますね。

大人ってのは、大人しいのです。

いちいち怒らない。愚痴を言わない。泣かない。
身体に悪いだけですから。

posted by TT at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ツキを背負ったカモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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