2017年07月29日

不正会計を防ぐには、監査法人のローテーションだけじゃ足りないだろうね

監査法人のローテーション制度について、先日書きました。

やるなら超大企業限定でやったらいかがですか、という話を書きました。
超大企業では、監査法人とクライアントの『癒着』が起きているから、というよりも、大クライアントに対してモノが言えなくなってるだろうことは容易に推察できるからです。

一方、先日、超大企業ではないナックが新日本を解約した、という話を書きました。
これは、新日本内で担当責任者が交代したことにより、会計処理の誤りが発見され、修正された、という話でした。
つまり、パートナーローテーション制度は効果がある、と。
まあ、これは意図的な不正ではなかったわけですが。


そうなんですね。
誤りは、現場レベルで正される。
不正は、内部告発でしか正されない。内部告発があっても正されないこともある。


で、不正を防ぐにはどうしたらいいか。

これは、厳罰化が必要だと思います。
実際、アメリカだと効果があるようですし。


将校は名誉を守り、農民は土地を守り、商人は信用を守る。
そのためには訴訟も辞さないし、大切なものを傷つけた相手に厳罰を求める。


株主が何で食ってるか考えてみました。
何を奪われたら腹が立つかな、と。
当然、保有してる株式が奪われたら腹が立つかもしれないけど、それよりも許せないと思うのは、騙されることだと思います。

かのジムロジャースも、50万円かなんかを騙し取られたから、とペルーかどこかまで取り返しに出掛けた話を読みました。

投資家は騙されるリスクを負ってます。
なのですが、騙されると腹が立つ。
それは相手を信用して金を出したからです。
つまり、商人は信用を大事にするはずなのに、その信用を棄ててまで、投資家の金を奪ったわけです。
だから、許せないわけです。

で、不正会計ってのは、何度も言うように投資詐欺なんで、投資家から恨まれます。

投資家は不正会計の犯人に厳罰を求めます。


あと、株主が大切にしてるのは、その投資判断の材料、つまり投資のアイディアかな。
これを盗まれるとムカツクだろう。なんせ、投資家の労働でもっとも大事なところだからね。いうならば著作権みたいなもんだ。


というわけで、不正会計とか投資関連の犯罪(インサイダー取引とか詐欺とか)を防ぐには、厳罰化が必要だと思うし、投資家からすれば、そうじゃないと気持ちが収まらないだろうなあ。

いま日本では罰が軽いです。これは結局のところ、この国は(日本政府は)「投資」を『真っ当な仕事』とは見ていないってことなのかな。そこまで法律で守ってやる必要がないよ、と。自己責任だよ、と。

まあ、そういう分野にこそ、宝は眠ってるんだけどね。

posted by TT at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式投資関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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