2017年11月14日

コシダカHD監査報告書偽造(?)事件

コシダカHDという会社がある。
女性専用30分エクササイズのカーブスや、カラオケまねきねこを運営している会社である。
業績はよく、かつてここの株を保有していたこともあった。


さて、このコシダカが、8月決算に係る株主総会の招集通知に、未受領の監査報告書を添付していた、というのである。

まだ監査法人から受け取ってないものを、コシダカ側で作成し、株主に送付した、と。

これは偽造ですよ。


どうやら、監査法人は「まだ不明な点がある」として監査を継続しており、まだ終わって無かったようです。
このこと自体が異常事態ですが、
さらに輪をかけて、会社が監査報告書を偽造して株主に送付した。

すごいですね。

どうやら、来期の監査法人を交代する用意までできていたようですが、そのことも今回の事件でおじゃんになったようです。
そりゃそうだ。


いやはや、監査法人もなめられたもんだ。

いったいどこの監査法人だ?


おお、新日本か。。そうか。。


四季報によると、前期なんかカーブスはもちろんカラオケも調子よかった、みたいな記事ですが、そのあたりが実態と異なっていたのでしょうかね?
店舗の減損とかで揉めてるのかな?

それにしても、まだ監査を継続してるというのは、ほんとに異常事態だ。
監査報告書の偽造なんて、すごいことやったね。


posted by TT at 09:07| Comment(0) | 株式投資関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

社長は損益だけ見てたらいけません、キャッシュフローを考えないといけないね。

大塚家具が今般、自己株を第三者に譲渡することで10億円ほど調達するとのこと。

これについて詳しい人たちが言ってます。


去年の2月に1428円で自己株を100万株取得して、
それをいま815円で129万株手放す、と。


昨期まで配当額が14億円、今期が7億円。自己株売る前に配当止めたらいいのでは?と。


そのとおりですね。


だけど、毎月の損益にばかり目が行ってるので、損益計算書に出てこないお金のことが見えてないんだと思います。
嘘みたいだけど、たぶんほんとに。
バカみたいに思うかもしれないけど、社内の誰も進言してくれたりしないしね。

新しくお店を出したりするときのコストのうち、資産計上できるものはできるだけしろ、損益をよく見せろ!ということは、社長もよく考える。
でも、キャッシュアウトしてるわけだから、それを考えないといけないね。

必ず、キャッシュフローで経営を見ていかないといけないんだよ。

posted by TT at 16:09| Comment(0) | 株式投資関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

やっぱりパートタイム会計士は増えないかな

昨日の続きの話になります。
昨日は、

監査法人が人手不足で、クライアントも困ってるという現状に対して、パートタイム会計士という勤務形態をもっと増やせばいい、現在監査法人で働いてない会計士は1万5千人いて、そのうち1,000人もパートタイム登録したら充分だろうという感覚だったんですが。


小耳に挟んだ話によると、今の監査会計士の給与水準は、10年くらい前と比べると一律3割は低いらしいんだ。

となると、これは監査法人じゃないところで働いた方が断然給料がいいんだな。
それどころか、ちょっと経験豊富な派遣社員の方が高いくらいなんだよ。特に資格保有者じゃなくても。そのくらいいまの会計士は給料低いんだって。
難しい試験にわざわざリスク取ってチャレンジする価値がないわけ。

そりゃ監査やる人も減るし、どうしたって野心的な人は監査法人辞めるし、って感じだね。
給料は低い、残業は多い。。

ま、監査法人に職場としての魅力がないんだな。

となると、パートタイム会計士なんか増えるわけがないね。
昨日の提案はまったく的はずれだった。

監査法人を辞めた人が、また監査法人に戻るなんてのは、相当待遇が良くないとあり得ないね。
で、待遇が良いなんてことはあり得ないんだな。

いまは、そういう時代。

ま、だからこそ逆張りして、監査法人に戻って数年耐え忍んでみるってのも一興ではあるが。


たぶん、これからの行き方としては、粉飾した経営者に対する罰則をアメリカ並みに厳しくした上で、企業内会計士がさらに増えていく。という流れかな?
監査法人の仕事は次第に少なくなって、コンピューターでほとんどできるようになって、人手がかからなくなっていく、と。
とはいえ、昨日も書いたように、上場企業が増えればそれだけ監査の需要も増える。これには変わりはない。

あとは、会計士がデカ(刑事)みたいな職業になって、給料安くてもキツくても、なりたいという若者がいるみたいな。


時代ってのは、ほんとあっという間に変わりますね。

給料が高いとかなんとかいう基準じゃなく、好きなこと見つけて、その腕を磨いていく生き方しないと、振り回されるだけだな。
基準を自分の内側に持たないとね。

posted by TT at 12:38| Comment(0) | 株式投資関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする