1.生涯労働時間
2.老後活動時間
3.20歳からの活動時間
まず生涯労働時間を計算してみます。
40年としましょう。20歳から60歳までざっくり。
月間21日くらい働きますかね。
それが12ヶ月。
祝日が15日くらいありますかね。
あと有給を10日くらい使いますか。え、使わない? じゃあ5日にしときましょう。
で、一日の労働時間をだいたい10時間くらいにしときますか。
年間労働日数=21日×12ヶ月−15日−5日=232日。
年間労働時間=232日×10時間=2320時間
生涯労働時間=2320時間×40年=92,800時間
92,800時間です。
次。
老後時間。
25年としましょうか。60歳から85歳まで。60歳まで生きたら85歳以上まではいくでしょうからね。
月間30日は生きますね。
それが12ヶ月。
祝日とかないですね。毎日生きてます。
有給とかないですね。毎日生きてます。
一日の活動時間は、睡眠時間等を8時間として、16時間にしときます。
年間活動日数=30日×12ヶ月=360日
年間活動時間=360日×16時間=5,760時間
老後活動時間=5,760時間×25年=144,000時間
144,000時間です。
老後活動時間>生涯労働時間
なんです。
意外でしょ?
ちなみに、就労年齢の活動時間は。
年間活動日数=30日×12ヶ月=360日
年間活動時間=360日×16時間=5,760時間
ここまで一緒。
老前活動時間=5,760時間×40年=230,400時間
230,400時間。
さっき計算した生涯労働時間は、40年で92,800時間でしたね。
とすると、労働時間の割合は、、、
92,800÷230,400=0.4・・・40%
40%
これを多いと見るか、意外に少ないと見るか。
なんていうか、「仕事=人生」じゃないんだよね。ぜんぜん。
20歳から計算しても、、
活動時間=230,400時間+144,000時間=374,400時間
労働時間=92,800時間
割合=92,800÷374,400=0.247・・・25%
25%
多いと見るか少ないと見るか。
意外に少ないでしょ。
人生は、20歳になるまでの20年間もあるから、労働時間ってかなり少ないんだよ。
ぜんぜん「仕事=人生」じゃないんだよね。
いや、「仕事=人生」の人生も悪くないと思う。
自分の得意分野で自分のスキルをフルに発揮しているなら。
仕事が楽しいなら。
その25%の時間をフルに楽しむのは全然わるくない。むしろ素晴らしい。
「25%くらい無駄にしてもいいや」と思うか。
「25%も無駄にできない」と思うか。
こういう判断基準もあるよね。
・・・と、こんな計算結果を見ると「あれ? 意外に労働時間って少ないんだな」って思うと思います。
だけど、実際は違うんだなあ。
とくにホワイトカラー(オフィスブルーカラー)の人たち。
10時間だけ会社に捧げてるつもりなんだけど、一日中、年がら年中、不安と心配とストレスとプレッシャーにさらされてるんだよね。だから実は、ほぼ1日24時間くらい会社に奪われてます。
だから鬱になったりするんですよね。
「え、休むの?」
「国内にいるんなら電話には出れるようにしといて」
「海外? でもメールチェックだけはしてね」
「あ、そう休むの(妻が風邪こじらせたくらいでお前が休むんじゃねえよ、ったく使えねえな)」
あ、書いてるだけで胸が苦しくなってきたww
------------------------------
ちなみに60歳までじゃなくて死ぬまでできる仕事を見つけたいと思ってますけど。いろいろ考えて、まあその方向に進んでるし、すでに始めてます。
![サラリーマン・サバイバル (小学館文庫) [文庫] / 大前 研一 (著); 小学館 (刊) サラリーマン・サバイバル (小学館文庫) [文庫] / 大前 研一 (著); 小学館 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51P923HQDNL._SL160_.jpg)