2013年08月25日

(書籍)日本人も知らない日本酒の話。 これいいよ。

こんにちは。
連続してオススメ書籍の紹介。
日本酒を勉強しようとして、本屋でも図書館でも行きますわな。そうするってえと、カタログ的な本と、価値観押しつけ型の本と、入門書の顔してぜんぜん役に立たない本と、あるわけですわ。あれ、これ株式投資の本と同じだね。


そんななか、このアメリカ人が書いた本が、ものすごくいい。非常に情熱的。ほんとに「サケ」が好きなんだなーというのがわかるし、よく勉強してる。取材力も高い。他にも酒蔵とか行って取材してきた本があるけれど、ここまで詳しく書いてない。おそらく先入観を持たずに、「知りたい」という情熱だけを持って臨んだのではなかろうか、と推察。そうすると社長さんや杜氏さんもいろいろ教えてくれる。そして、質問力も高い。文章もしっかりしてる。酒飲みが書いた本は、まとまりがないか、ダラダラ長いか、うんちく垂れてるか、まあお酒飲みながら書いてんだろうな、って本が多いんだけど、これはちがう。あと、ワインの話も混ぜることで、わかりやすくなってると思う。ワインと日本酒ってのは似てるお酒なわけで、ジャンルとしてもそっくり。だから、どこが似てて、どこが違うかっていうのを、造り方だけじゃなくて、マーケティングの違いなんかについても書いてあって、とってもいいですね。


読みやすく、一気に読める。とにかく、熱い。情熱。
そしてわかったこと。いまの日本人の日本酒についての知識量って、アメリカ人と変わらないってこと。もっと日本酒人気が高まるといいなー、と思ってます。アメリカやフランスの高級レストランで日本酒が採用されてきて、いつものことだけど、海外で評価されて日本人も認める、みたいな形になるだろう。


日本人も知らない日本酒(さけ)の話―アメリカ人の日本酒伝道師、ジョン・ゴントナー [単行本] ...
日本人も知らない日本酒(さけ)の話―アメリカ人の日本酒伝道師、ジョン・ゴントナー [単行本] / ジョン ゴントナー (著); 鴇沢 麻由子 (翻訳); 小学館 (刊)


あれ、アマゾンに在庫ないじゃん!残念でした。

「なんだー読みたかったなあ」と言う方に朗報。
このサイトに、ごくごく一部だけど、本と同じ話が載ってるよ(外部サイトです)
第18回 日本酒伝道師 ジョン・ゴントナー の場合


以上です。
 
posted by TT at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 文芸映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月24日

(書籍)解任。オリンパスのウッドフォードさんの本。

こんばんは。
2011年から2012年にかけて、オリンパスの粉飾についていくつか記事を書きました。
なかなか勉強させていただいた案件でした。
あのとき解任されたウッドフォード元CEOが書いた本です。

解任
解任 [ マイケル・ウッドフォード ]
解任 [ マイケル・ウッドフォード ]

これ、おもしろい。こわくもある。そして、サラリーマン時代に薄々感づいてたけど、やっぱりこんな感じなんだよなーってことがわかる。
ウッドフォードさんは、グッジョブだった。これから、なにやるにしても、信念を貫いてがんばっていかれるでしょう。


「自分は無力だ」・・・なんてことはなくて、一人ひとり、人間ってけっこうパワー持ってるんだよな、ってことがわかった本でした。勇気づけられる本です。おかしいと思った時に、ちゃんと「おかしい!」って言えること。そして、ただ被害者ヅラでわめくだけではなく、きちんと手順を踏んで「おかしい!」って言うこと。そうしたら、何か起こせるんだ。他のどんなことでもね。頭使って冷静にやり方を考えてやること。これって大事なことだよね。訓練が必要だから、常日頃から、小さなことから、きちんきちんとやっていきたい。と思った。

よし。もう一回読もう!

ほんと、学校教育に文句をいうわけじゃないんだけど、大人になってから人生に役立つことを学ぶことが多いよ。こういうのは、割と若いうちに頭に入れておかないと、だいぶ道がちがっちゃうよな。投資と同じで。早いうちから始めた方がいいんだよね。お金の知識と、人生の成功法則は、とにかく早く学び始めた方がいいね。で、「もう遅いからいいや」ってことはなくて、来世のためにも、いまから勉強した方がいいです。


インデックスの粉飾について書いたときに、こんなことを書いた。
関連記事
4835インデックスの粉飾を事前に見抜くことはできたのか?
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カネボウや日興もそうだったのかな? まあ、とにかく。連結外しってのは、ほんとに悪質ですからね。で、わざわざやるからには、かなり金額的インパクトのあることをやるわけですよ。となると、会計士は気づくはずじゃて。指摘せねばなるまいて。しかし怖くてできんのじゃて。そして飲み込まれていくわけだね。だけど、「プロ」だからね。「プロフェッショナル」だと。「専門家」である、と。常日頃から言うておるわけじゃからして、一発バシッと言って、パートナーからはずされて、退職する、、、こんな道もかっこいいと思うぜ。もし、あとからドキュメンタリー映画とか作られた時、やっぱりかっこいい側の人間でいたいと思うべきだよ。決して、逮捕される側の人間でいたらダメだぜ。頭いいんだから、悪いことしてるって意識はあるはずだし、悪いことを続けていたらどうなるか、ってことも想像できるはずだよ。
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実名で、書かれちゃうんだよな。逮捕された人はもちろんだけど、逮捕されずに、テレビでも取り上げられなかったレベルの取締役でも、かっこわるいことは、しないほうがいいんだ(自戒を込めて)。


最近の関連記事
オリンパスとインデックスと何がちがうのか。(粉飾の話ね)

以上です。
posted by TT at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 文芸映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月27日

ソーンダイク博士。ポッターマック氏の失策。

こんにちわ。いつも感謝してます。


最近、ソーンダイク博士ものをはじめて読みました。
いやー、よみやすく、おもしろい。
シンプルな中に、人間心理の妙が描かれていると言いますか、
こういうこともあるだろうなあ、と思わせる作品でございますな。

ドラマというより、舞台。いや歌舞伎にもなりそうなストーリー。

もっと広く読まれてしかるべき本でございます。

ポッターマック氏の失策―ホームズのライヴァルたち (論創海外ミステリ) [単行本] / オース...
ポッターマック氏の失策―ホームズのライヴァルたち (論創海外ミステリ) [単行本] / オースティン フリーマン (著); R.Austin Freeman (原著); 鬼頭 玲子 (翻訳); 論創社 (刊)
posted by TT at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 文芸映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする