2017年06月04日

『ブッダのことば』の蛇の話

つい先日、怒りを制する、という話を書きました。ブッダのことば、という本の話です。
その続きです。

『ブッダのことば』の一行目が、

蛇の毒が身体のすみずみにひろがるのを薬で制するように、怒りが起こったのを制する修行者は、この世とかの世をともに捨て去る。

です。

そして、その後に続く話はすべて怒りのきっかけになるものの話で、それらを取り除けば、怒りが起こらなくなるよ、ということだと思われます。

それらというのは、
貪欲、愛欲、迷妄、執着、、、そういうものです。

つまり、欲があるから怒る。こだわりがあるから怒る。
そういうことですよね。
欲やこだわりを捨てなさい、って話はよく言われますが、それは怒りが起こらなくなるから。

それだけ、怒りは身体に悪いんだ。

で、怒りの原因を考えてみると、
どうしようもないことか、どうでもいいこと。
なんですよね。

もちろん、日々いろいろ策を講じたり、努力したりします。でも、その上で、どうしようもないことが起こるのなら、それは怒っても仕方がない。

また、どうでもいいことは、どうでもいいことです。
だいたい考えてみると、日常ってのは、どうでもいいことがほとんどです。
そのために怒り、身体に毒を広げるのはバカです。
どうでもいいことで、喧嘩して人間関係を壊すのもバカバカしい。


なにか嫌なことがあっても、愚痴も言わずに黙々と働く人を見て、「大人だなあ」と言いますね。

大人ってのは、大人しいのです。

いちいち怒らない。愚痴を言わない。泣かない。
身体に悪いだけですから。

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2017年06月03日

IRのあるべき姿勢

IRとはどうあるべきか。
企業は投資家にどのように接するべきか。

IRは、株主に過度の期待をさせず、また過度の失望もさせない、適切な期待を持っていただく。
これがあるべき姿勢だと思われます。

では、どうすべきか。

株主が、適切な期待を持つためにどうあるべきか。

つまり、株主が、その会社の現在と未来を、適切に理解するためにはどうしたらよいか。
どのような情報を開示したらよいか。

つまりは、会社についてきちんと理解していただく、ということ。
事業内容をもっと知ってもらう。
計画をもっと知ってもらう。その実践している状況を知ってもらう。

事業内容って、サラサラっと書いて終わりの会社が多いですけど、しっかりと自社の特徴を株主に理解してもらうと、株価が割安に放置されたりしなくなります。

株も商品です。
信頼できないものは買いません。
怪しい株は、異常な乱高下に見舞われて、そのあと放置されます。
信頼できる株は、まともな投資家が長期保有するものです。

IRは、嘘みたいな中期計画を発表することではありません。
会社をもっと知ってもらうこと。

これに尽きます。

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2017年06月02日

アンリマティス「そのときから、かれらは駄目になってしまったのです」

彼ら(今日の多くの芸術家たち)は自分自身に言いきかせます。

「世間に妥協することにしよう、そして、充分に金をかせいだら自分のための仕事をやろう」、と。

もうそのときから彼らは駄目になってしまったのです。

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マティスの言葉でした。

本当にそうなんですよね。
芸術家に限った話ではないけれどね。

世間に受け入れられないのも辛いけど、だからといって妥協して受け入れられても辛くなる。

お金のために、やりたいことを我慢すること。
お金のために、やりたいことをねじまげること。

まあ、すべて縁だと思って、頑張るしかないけどね。
だって、お金のためにやりたくないことやっても、大金持ちになれるわけじゃない。
逆に、お金を無視して、やりたいことやったからって、歴史に名を残せる当てもない。

でもまあ、駄目になりたくはない。

近頃は、好きなことやると成功するとか、やりたいことやると金持ちになれるとか、まあそんな話が多い。こういう話が受けるのは、みんな金持ちになりたいから、有名になりたいから。
でも、金持ちになるってのは、縁なんだよな。
才能じゃない。努力でもない。
運もあるけど、それより縁が大きい。

だから努力しても金持ちにはならない。成功者にはならない。

だけど、気をつけていれば、駄目にはならない。

posted by TT at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ツキを背負ったカモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする